NISAで5年間投資した結果がうんこ
庶民が資産形成するために作られた税制優遇制度、NISAはお得な制度ということで人気ですが必ずお得になるとは限りません。
NISAには一般NISAとつみたてNISAがあります。
私はつみたてNISAが始まる前は一般NISAで投資していましたが、その結果が酷いことになっています。
出典【公式】ひふみ投信 - 投資信託「ひふみ」で始めるNISA
5年間投資した挙句の果てに含み損が2割超えです。うんこかよ。
投資銘柄はインヴィンシブル投資法人、北陸電力、日軽金HDの3つでいずれも含み損です。私はうんこ3兄弟と呼んでいます。
NISA制度は含み益や配当金があるときに初めてお得になります。
含み損の場合は損益通算に使えないので逆に大きなダメージになります。
つまり、NISAは優勝劣敗の差を拡大させる恐ろしい仕組みなのです。
勝者に追加ボーナスを、敗者にはさらにペナルティを課す。まるでカイジの世界ですね。
私の一般NISAの五カ年計画はインカムゲイン狙いの保守的なものでした。
どの株が上がるかなんて分からないので、配当利回りの高い株で確実に非課税の恩恵を得ようとしました。
当時、インヴィンシブル投資法人は6%以上の高配当でした。
北陸電力も電力会社で唯一連続配当を記録していました。大震災後に他の電力会社が無配に転落する中、配当を維持し続けた会社です。私がN I SAで投資する5年間も当然配当を出し続けるはず、、、、と思った私がバカでした。
私が購入してからすぐに無配に転落、株価は暴落しました。
2019年からは配当が復活しましたが、暴落した株価に見合ったしょぼい配当になってしまいました。
インヴィンシブル投資法人もコロナショックで分配金はほぼゼロになりました。それでさらに暴落。。
日軽金HDはずっと右肩下がり。唯一の救いは購入単価が低くて被害額が少なく済んだことだけです。
一般NISAは株式投資のギャンブル性を際立たせる制度です。
5年という限られた期間で確実にリターンを確保するのはプロでも難しいでしょう。
そんな一般NISAの教訓から誕生したのがつみたてNISAです。
投資期間は20年、投資先もインデックスを中心とした投資信託から選びます。
これならマイナスのまま投資期間が終わる可能性は小さいでしょう。
一般NISAで投資を始めようとしている人はよく考えた方が良いです。
投資期間中にリーマン・ショックのような下落相場に巻き込まれたらNISAはダメージをより大きくします。
私なんてコロナバブルの上げ相場でこんな結果です。下落相場だったら目も当てられなかったでしょう。
一般NISAで投資するのは気をつけなはれや!