好調!<つみたてNISAの資産公開 2019/10/27>
2019年10月の株式市場は月初こそ落ち込みましたが、中旬以降は力強く上昇しました。
しかし株価が好調な一方で、IMFが世界経済の成長率が減速するという予測を発表しています。
そろそろ世界的な株価下落が始まるんじゃないかと身構えていますが、待っていると中々始まらないものです。
崩壊は忘れた頃にやってくるのかもしれませんね。
つみたてNISAが開始された2018年1月からの世界3地域(先進国、新興国、日本)の株価推移をeMAXIS Slimの基準価格で確認してみましょう。
つみたてNISAが始まって1年10ヶ月になりますが、これまでの株式相場はあまり良くありませんでした。
パフォーマンスの良かった先進国株でもプラス5%、国内株と新興国株に至ってはマイナスリターンになっています。
つみたてNISAから投資を始めた人は思ったより儲けられないと感じているでしょう。
国内株や新興国株に投資している場合は含み損になってるかもしれません。
実際、私が投資しているeMAXIS Slim新興国株もずっと含み損です。
私のつみたてNISAの投資先と評価額です。
確かに新興国株はマイナスですが、マイナス比率は1%以下です。この間の新興国株の下落幅は10%を超えているので積立投資で損失幅がよく抑えられていることが分かります。
プラスに目を向けると、先進国株の含み益は6.53%です。この間の先進国株の上昇率が約10%あるので利益率も抑えられています。
「勝ちにくいけど、負けにくい。」これが積立投資の特徴ですね。
つみたてNISA全体での評価損益です。
先月よりも含み益が増えています。
1年10ヶ月間、コツコツ投資を続けてきてようやく含み益が3万円を超えました。
費やした時間とリスクを考えると微妙な結果ですが、これが積立投資の本質でしょう。
これからも少しづつ、ジワジワと利益を増やしていきたいと思います。
最後に先進国と新興国の資産比率を確認します。
先進国と新興国の投資比率は7:3です。先進国のパフォーマンスが新興国を上回っているので、その分比率が高くなっています。
少し新興国株が盛り返してきました。今後の上昇に期待です。