時は来た!株の買い時の始まり
2020年3月第2週の株式市場は歴史に残る相場になりました。
日経平均は毎日のように1000円以上下落しました。週間下落幅は過去最大になったそうです。
NYダウに至っては1週間の間に過去最大の下落幅と上げ幅が発生しています。
まさに、世界中がパニックに陥ってますね。
自然災害で一番怖いのは地震だと思っていましたが、本当に一番怖いのはウイルスかもしれません。こんなに短時間で世界中をパニックにさせるのは他には世界大戦しか思い浮かびません。
実際、今週の株価を確認する度に私はドキドキが止まりませんでした。
自分の資産がみるみる溶けていくのを見ると、世界はこのまま終わってしまうんじゃないかと錯覚してしまいました。
eMAXIS Slim3投信(先進国株、新興国株、国内株)の2020年の基準価格推移を確認します。
世界の全地域が等しく大暴落しています。いずれも直近のピークから2割以上下落しました。
2割下がると弱気相場入りと呼ばれ、その後もしばらく株価低迷が続くそうです。
実際、今回の株価下落の原因になったコロナウイルスは世界中に感染者が広がり、人の移動に制限を強いることで実体経済に大きなダメージを与えています。
元々、10年以上続いた株価上昇で世界の株価水準は割高になっていて、いつ反転してもおかしくない状態でした。
コロナウイルスは世界経済に大きなショックとなりましたが、そうでなくても調整局面を迎えても良い時期でした。
当然、私のリスク資産もかなり下落してしまい、今では含み損状態です。
数年前からあれこれ考えながらコツコツ投資してきたのに、結局損しちゃったということです。
正直、やるせなくなりますね。こんなことなら投資なんてしなけりゃ良かったと思ってしまいそうになります。
私はこれに似た経験が過去に1度だけあります。2008年のリーマンショックです。
投資デビュー間もない頃にリーマンショックで数百万円の損失を出してしまい、その後10年ほど投資から遠ざかりました。
でも後から振り返ると、あの時ほど投資をするのに最適な時期はありませんでした。
リーマンショックのような大きな下落相場は十数年に1度あるかないかです。
20〜40代の人生の資産形成期にそんな相場が来るのは2回くらいでしょう。
思えばここ数年間、私は大きな下落相場を待っていました。
投資人生に避けられないものなら、なるべく早く来てもらった方が傷が浅く済むからです。
下落相場の始まりは株の買い時の始まりです。
今度こそ間違えないように、慎重に、大胆に買い進めていきます。