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ジュニアNISAは終了時の手続きがめんどくさい

ジュニアNISAは小さい子供がいる家庭なら絶対にやった方が良いお得な制度です。

NISAと同じように非課税で運用出来て、終了後も「継続管理勘定」に移せば子供が20歳になるまで非課税で運用が続けられます。

つまり子供が小さいほど長く運用できて、0歳なら20年間も非課税運用ができることになります。

 さらにそこから成人NISAに引き継ぐことも可能です。

ただし、引き継げるのは一般NISAだけでつみたてNISAに引き継ぐことはできないようです。

ジュニアNISAに関するよくある質問|日本証券業協会

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それでも年80万円を最大25年間運用できるのはメリットが大きいですよね。

世界株式インデックスを年利5%で25年間運用すると、80万円は270万円になります。

ジュニアNISAは最大で400万円投資できます。平均運用期間を20年としても1000万円を超えます。

この場合、600万円の運用益が非課税になるので、課税率20%の120万円がお得になる計算です。

やらない手はないですね。

 

ここで1つ問題なのはジュニアNISA終了時の手続きです。

www.nikkei.com

 

ジュニアNISAは5年間で終了します。その後も非課税で運用するには「継続管理勘定」に移管する手続きをしなければいけません。

手続きしないと課税講座に移されて節税メリットが無くなってしまいます。

5年間の短期だと市場動向によっては最悪含み損でNISAが終わってしまう可能性も出てきます。

「継続管理勘定」への移管は忘れずに手続きしなければいけません。

 

というか、そんなの、自動でやっといてよ!

 

インデックス投資の真髄は「ほったらかし投資」です。

「市場の動向に一喜一憂せず、ほったらかしにすることで超長期的には大きなリターンが得られる」というありがたい教えです。

投資していることさえ忘れてしまうのがほったらかし投資の奥義ですが、ジュニアNISAでこれをやると課税口座にされてしまいます。

 

ジュニアNISAだけはほったらかしにせず、ちゃんと手続きしましょう。