新興国株派の私も認める、やっぱり米国株が最強説
今、投資先で一番人気は米国株です。
eMAXIS Slim米国株(S&P500)の純資産総額は5300億円を超えています。
同シリーズの国内株インデックスのTOPIX(351億円)と日経平均(144億円)の2つを合わせたより10倍以上多いです。
日本人が国内株より米国株を10倍以上買ってるってすごい現象ですよね。
日本株に対してだけじゃありません。先進国株(2259億円)や新興国株(675億円)に比べても米国株人気は圧倒的です。
なぜこんなに米国株は人気なんでしょう?
株価推移を見ればすぐに納得できます。米国株はずっと右肩上がりに上昇してきました。その上昇幅は他の地域を上回り続けています。
私がインデックス投資を開始した2017年には既に米国株は割高だと言われていました。
私は米国株の割高さを警戒し、米国株への投資を増やし過ぎないように気を付けてきました。
米国株の想定リターンは年率マイナス2%? - 1億円のポートフォリオ
でも、私が投資を初めて4年目になっても米国株は相変わらず他の地域を圧倒し続けています。
eMAXIS Slimシリーズ4ファンド(米国、先進国、新興国、日本)をファンド設定日から比較しても米国株のパフォーマンスが最高です。
そして、やっぱりというか、国内株が最低でした。
国内株は日銀がETFを大量に購入して株価を下支えした上での結果です。
そんな国内株が今後、米国株を凌ぐ成長をするとは思えないですよね。
新興国株はどうでしょうか?
新興国は大きな成長が期待されていますがこれまでの株価はその期待に応えていません。
米国株よりリスク(変動幅)は大きく、リターンは小さいというのがこれまでの結果です。
過去の株価推移からリスクとリターンを計算すると、まさに米国株が最強です。
私が投資を始めた時には既に米国株が割高な水準だったので、相対的に割安な新興国株に重点を置いて投資してきました。
その結果、私のポートフォリオの4割近くが新興国株になってしまいました。
新興国には今でも期待していますが、少しづつ米国を含む先進国株に重点を移していきます。