米国の利上げは株式相場の下落要因にならない
最近、株価が不安定です。
日経平均は年初から下がり続けて下落率が4%を超えました。
NYダウも年初から1.8%下落しています。
この下落の原因は、アメリカFRBでテーパリング(量的緩和縮小)終了時期の前倒しが決定され、年3回の利上げが示唆されたからです。
なんで緩和終了の米国より緩和継続の日本の方が株が下がるのかは謎ですが。。
年初からこれだと2022年の株式相場には期待できないと思ってしまいますね。
でも利上げされても株価は上昇できるというエコノミストもいます。
マネックス証券の広木隆さんは「広木隆のザ・相場道」の中で、過去の利上げ局面でも株価は上昇してきたことから今回も利上げ自体が株価の下落につながらないと説明しています。
実際、2016年から2018年にかけて8回の利上げが実施されましたが、その間も株価は上昇しました。
長期金利と短期金利の現在の利回り差の0.75%までは相場は耐えれるそうです。
今年、利上げが示唆されているのは最大3回ですが、これより少なくなればむしろ株価は上昇すると予想しています。
確かにコロナ前は利上げしても株価は上昇していましたね。
米国株の強さを考えると、多少の利上げで大きく崩れることはないのかもしれません。