暴落時の逆張り投資で大儲けするのは難しい つみたてNISAの資産公開 2019/2/23
2019年に入ってから株式市場が急回復しています。
今年1月からの先進国株と新興国株の値動きを見てみましょう。
きれいな右肩上がりですね。
先進国も新興国も年初から2ヶ月足らずで10%以上も上昇しています。
昨年12月の暴落ではこれから長い下落相場が続くかもしれないと覚悟しましたが、実際は想定とは真逆の展開でした。
こんなことなら昨年末にもっと投資しておけば良かったですね。
あなたは昨年12月にどれくらい投資しましたか?
がっつり儲かりましたか?
暴落時に一気に投資すれば大儲けすることが可能ですが、実際に大儲けする人は少ないです。
暴落時には買えないからです。
株価が急落するときはもう少し待っていればもっと下がるんじゃないかと思ってしまいます。
1日に10%も下落する株を見たら、次の日も10%くらい下落するかもと思ってしまいます。
投資先の本質的な価値が分かってないので、割高なのか割安なのかよく分からなくなります。
なんとなく、暴落してるので割安な気はするけど、悪いニュースが溢れているし、もっと下がるんじゃないかと思ってしまいます。
私は昨年末の急落時に思い切って武田薬品株を買ってみました。その後に上昇したので結果的に良い取引だったと思っています。
でも、私が暴落時に買えるのはせいぜい数十万円くらいかなと感じています。
「もっと下がるかもしれないけど、損してもいいや。」と思える額がそれくらいです。
私が株で大儲けするのは無理ですね。大人しく積立投資をしていましょう。
私はつみたてNISAは100%株式で運用していて、eMAXIS Slim先進国株とeMAXIS Slim新興国株に7:3の割合で投資しています。
つみたてNISAの現在の評価額を確認してみます。
ついに含み損が解消されました!
まだ新興国株は含み損が継続しているので完全含み益には到達していませんが、この調子で上昇が続けば新興国株もすぐに含み益になりそうです。
次に先進国株と新興国株の資産比率を確認してみます。
1年以上積立投資をしていますが、資産比率はほぼ7:3で投資比率と変わらないです。
よく年に1度はリバランスをしたほうが良いということを聞きます。
リバランスは価格が上がった資産を売って、下がった資産を買うことで資産比率を一定に保つことですが、実際にはそんなに差は出ないものですね。
株式同士だからかもしれません、株式と債券の組み合わせだとリバランスが必要なのかもしれませんね。