つみたてNISAを3年間やるとどれくらい儲かるか? <つみたてNISAの資産公開 2020/12/28>
つみたてNISAって、どれくらい儲かるものでしょうか?
早いもので今月でつみたてNISAも開始から3年が経過します。
私はつみたてNISAが開始された2018年1月から資産推移を毎月記録しています。
ちょうど1年前、同じような題名でつみたてNISA開始から2年間の収支を報告しました。
私はつみたてNISAの投資枠でeMAXIS Slim先進国株とeMAXIS Slim新興国株に投資しています。
投資比率は先進国株:新興国株=7:3、毎日つみたてで購入しています。
まずは、つみたてNISAが開始された2018年1月からのeMAXIS Slimの基準価格推移を確認します。
過去3年間では、先進国株が新興国株より高パフォーマンスだったことが分かります。
先進国株が23%上昇したのに対して、新興国株は3%しか上昇しませんでした。
しかも、新興国株は投資期間のほとんどが1倍割れです。酷いパフォーマンスの3年間でした。
でも2020年だけをみると、先進国と新興国の上昇率は変わらなくなっています。
これは、アメリカやヨーロッパの経済がコロナで大ダメージを受けたのに対して、中国が早期にコロナを抑え込んで経済活動を再開できたのが影響しています。
それでは、3年間のつみたてNISAの成績を確認しましょう。
含み益は先進国が20.6%、新興国が16.4%でした。
3年間で3%しか上昇しなかった新興国株の含み益が16%もありました!
これは株価が一度落ち込んでから回復するという、つみたて投資が最も威力を発揮するチャートになったからです。
先進国と新興国の含み益の差は昨年7ポイント差ありましたが、今年は4ポイント差まで縮まっています。
つみたてNISA全体での含み益です。
つみたてNISA3年間での収支は、含み益が22万6千円(+19.3%)になりました。
昨年同時期の含み益は9万円だったので、1年で13万円も上乗せできたことになります。
つみたてNISAは非課税なので純粋な利益になります。
つみたてNISAやってて良かったー!