NYダウインデックスはiFreeとたわらのどちらが良いか?
こんにちは。ゆうじろうです。
今回初めてコメント欄からインデックス投信のご質問を受けました。
NYダウインデックスの比較記事に関連した質問です。
NYダウインデックス投資信託を比較(iFree、たわら、eMAXIS、SMT) - 1億円のポートフォリオ
NYダウの購入でたわらにするかiFreeにするかで悩んでいて、どちらかと言うとたわらの方が良さそうに思えるがどうか?ということです。
私の記事ではたわら、iFree、eMAXISはあまり変わらなかったと結論付けていたのが良くなかったですね。
一応、前回の比較の時点でも私の中では優劣がついていました。
iFree > たわら > eMAXIS
の順です。
信託報酬の差からeMAXISはまず脱落します。
iFreeとたわらについて詳しく見てみましょう。
橙:たわら、緑:iFree
2017年3月23日から比較しています。最初の半年間はほとんど両者に差は見られませんが、8月頃から少しづつiFreeがたわらを上回っていきます。12月に入ると差ははっきりと分かります。
より分かりやすく12月以降だけ拡大して表示します。
橙:たわら、緑:iFree
はっきりとiFreeの方が上回っているのが分かると思います。
では実際に投資していればどうなっていたでしょうか?
一括投資の場合
2017年3月23日に100万円を投資していれば、それぞれのリターンは次のようになります。
たわら 125万1000円
iFree 125万3200円
積立投資の場合
2017年3月23日から毎日1万円を積立投資した場合のリターンは以下になります。
投資額:202万円
たわら 233万6103円
iFree 233万8631円
今のところそこまで気にするような差ではないかも知れませんが、この差が今後も続いていくのであれば大きな差になっていくでしょう。
もう1つの理由としては純資産額です。これはどれだけその投信が買われているかを表しています。大きい方が良いファンドになります。
純資産額が大きいと運用が安定します。逆に純資産額が小さいファンドは廃止になる恐れもあります。
現在の純資産額はたわらが8.2億なのに対してiFreeは48.5億です。約6倍もの差がありますね。
実質コストに関しては、たわらはまだ設立して1年未満なので正確な値はわからないと思います。
以上の点から、私が買うとすればiFree NYダウの方を購入します。
これからつみたて投資を始めるのであれば、なるべく長期(10年)での運用をおすすめします。