2018年のインデックス投資を振り返って
2018年の大納会が終わりました。
年間を通して株式市場が下落したのは実に7年ぶりだそうです。
これまで好調だった株式市場の勢いが大きく変わる節目の年なのかもしれません。
2018年のインデックス投信8資産の基準価格推移を確認してみましょう。
赤:先進国株、青:新興国株、緑:日本株、紫:先進国債券、橙:新興国債券、黄:日本債券、茶:外国リート、桃:日本リート
株式は軒並み下落しています。先進国株で10%以上、国内株と新興国株は15%以上の下落で終わりました。
結果を見てから言うのはずるいですが、インデックス投資を本格的に開始した昨年から下落相場は近いと思っていました。
私も含めて素人が投資に興味を持つのは儲け話を見聞きするからです。
アベノミクスで株価が日経平均が2倍以上になりました。
その一方で、マイナス金利で銀行に預けていても利子がつきません。
NISA、つみたてNISAの誕生。
もう投資に興味を持たない方がどうかしてますよね。
このブログを読んでいるあなたも投資に興味を持ったのはここ数年の間じゃないですか?
私が初めて投資に興味を持ったのはリーマンショックの1年前でしたが、その時も周りの景気の良い話を聞いて投資を始めたのだと思います。
当然、その後の下落で大きな損失を被りました。持ち株は塩漬け状態になり実質的に市場から撤退することになります。
あれから10年が経ち、また下落相場の入り口に立っています。
でも前回の私と違う点が2つあります。
1つはインデックス投資です。インデックス投資はどんなに下がっても倒産の心配をする必要はありません。ずっとナンピン買いを続けていればいずれ報われます。
もう1つは下落する覚悟です。初めて投資した時は大損するイメージを持たずに投資していましたが、今回は株価下落を前提として投資しています。この先数年にわたって下落相場が続いたとしても投資を続けるだけの余力を残しているつもりです。
2018年は下落相場が続いたので、予定より2倍多くインデックス投信を購入しました。
2019年もこの下落相場が続く限り積極的に投資していきます。