40代のリストラからあなたを守るのは人脈よりも金融資産だと思う
40代になると転職するのは難しいとよく言われます。
少し前までは「35歳が転職年齢の限界」と言われてましたが、最近は少子化の人手不足もあってもう少し伸びてると思います。
それでも40代でリストラされると次の職を見つけるのは大変です。
日経に45歳で希望退職になった場合とその備えについての記事がありました。
過酷な「希望退職45歳時代」 30代から始める3つのトライアル |NIKKEI STYLE
記事では、50代でリストラにあったAさんを実例に転職の大変さを語っています。
Aさんは取締役まで出世しながら、リストラ後に転職先が決まらずアルバイトで生計を立てるほど困窮してしまいます。
紆余曲折があって、最終的にAさんは昔の同僚のコネで転職先にありつくことが出来たというオチになっています。
ここから45歳からの転職に必要なのは社外の人脈と結論づけています。
「高齢での転職は難しい。社外の人脈が救ってくれる。」という記事は多いですよね。
記事でも処方箋として、若いうちにビジネススクールや勉強会に参加して人脈を広げることを勧めています。
・ビジネススクール、個人や団体、法人が運営する勉強会に参加して「社外」のネットワークを作る
「社外」ネットワークが大事なのは否定しませんが、いざというときに本当に役に立ちますかね?
こういう記事を見ると、霊感商法で壺を売られてるような気分になります。
お金と時間を掛けて勉強会に参加しても、そこでの繋がりで将来転職できる保証は無いですよね。
転職対策でそんなものに参加するのは費用対効果が曖昧すぎです。
そんなふわっとした人脈よりも金融資産を積み上げる方がよっぽど将来のリストラ対策になるでしょう。
3000万円の金融資産があれば、年間150万円ほどの運用益が見込めます。年収が150万円下がる転職でもやっていけるようになります。希望退職の上乗せ退職金を考えれば200〜300万円下がっても大丈夫です。
転職後の年収にこだわらなくても良ければ、いろんな可能性に挑戦することも出来るでしょう。
私も若い時は人脈作りをどうしたら良いかと悩んだこともありました。でも今となってはどうでも良いと思っています。
1億円以上の金融資産があるので、希望退職はいつでも大歓迎です。