大学10兆円ファンドの考え方はFIREの4%ルールと同じ
日本の大学の研究力低下が叫ばれて久しいです。
論文の数も質も下がってきているのでどうにかしないといけません。
何をするにも先立つものはお金ですが、新しい試みとして「大学10兆円ファンド」を創設するそうです。
大学ファンドは政府が拠出する10兆円の資金を運用してその利益を大学の研究資金にするというものです。
大学10兆円ファンド、国私立10校申請 秋に数校選定へ - 日本経済新聞
「10兆円を運用してその利益を研究費にすればずっと資金を出し続けることができるやで!」ってことです。
これはまさにFIREと同じ考え方です。
FIRE「貯めたお金の運用益で生活すればずっと生きていけるやで!」
規模はめちゃくちゃ違いますが考え方は一緒なのが面白いですね。
FIREでは資産の4%を毎年引き出す4%ルールが有名です。運用益が4%以上あれば運用益だけで生活できるというわけです。
でも大学10兆円ファンドが予定する引き出し率は3%のようです。
10兆円の3%は3000億円になるので十分巨額ですが、3%ルールは少し保守的ですね。