歳を取るにつれて物欲が小さくなっていく理由
お金を稼ぐモチベーションの1つは何か欲しいモノを買いたいという物欲です。
でもこの物欲は年を重ねるに連れて小さくなっていきます。
これは私の経験からの実感ですが、けっこう共感を得られるんじゃないかと思います。
思えば私の物欲のピークは10〜20代でした。
お金が無いのに欲しいものは沢山あったのを覚えています。
特に欲しかったのは大型バイクです。欲しいけどお金が無いので関連本だけ買って眺めてました。
特にスズキのカタナは今見てもカッコいいですね。
他にもカッコいい髪型にしたかったり、オシャレな服が欲しかったりしました。
Macも当時は今より高くて手が届かなかったのを覚えています。
でも30代になって何でも買えるようになると、あれほど強かった物欲がどんどん無くなっていきました。
なんで物欲が小さくなったのでしょうか?
理由1 簡単に買えるようになったから
何か欲しいモノがあったとき、それが手に入らないモノだとすごく欲しいと思ってしまいます。
逆にお金があっていつでもすぐに手に入れることが出来ると、そこまで欲しいと思わなくなるものです。
理由2 カッコいい投資の必要が無くなるから
若い時の物欲は「カッコよくなりたい」という思いからですが、悲しいことに年を取るにつれて「カッコよさ」はどうでも良くなってきます。
オシャレな髪型や服は「カッコいいと思われたい」という気持ちからですが、結婚後にはその必要性もなくなります。
髪や服は清潔感さえあればそれで良いと思うようになるし、米津玄師の前髪を見ても共感出来なくなります。
理由3 欲しいモノのレベルが変わったから
年齢によって、持っているお金によって欲しいモノは変わってきます。
子供の頃は駄菓子屋で買うお菓子が至高の贅沢でしたが、大人になるとどうでも良くなります。たまに子供の頃を思い出して「大人買い」することはあっても、子供時代と同じ幸福を得ることはできないでしょう。幸せを感じるレベルが変わっているのです。
私が今、一番欲しいのはモノよりも自由です。他人に私が何をするのかを決められないようにしたいですね。「自分の労働時間を買う」結局これが一番の贅沢だと思っています。