1億円のポートフォリオ

株が下がるとナンピンします。1億円持ってます。

「FIREできる」のと「FIREする」のとは大違い

大谷翔平の来季年俸43億円!!

日本の1球団の年俸総額を上回るそうです。

 

もう一生分以上のお金を稼いでいます。いつ引退してもお金に困ることはありません。

でも来年末に大谷選手が「もう一生分稼いだので引退します!!」と言うことは無いでしょう。

どうしてでしょうね?

 

大谷ほどのスーパースターじゃなくても、若くして一生分稼ぐ人は世の中に沢山います。

 

医者とか、大手企業勤務のパワーカップルなんかは40代で引退してもお金に困ることはないでしょう。

潜在的にFIRE出来るような人は日本に数十万人はいるでしょう。

私の知り合いにも、FIRE出来るはずの人は何人も思いつきます。

それでも実際にFIREに踏み切る人はほとんどいないように思います。

 

FIREできるのにしない理由は色々あるでしょう。稼げる人は仕事自体が楽しかったり、生きがいだったりします。

でも共通するのは、「はい、今、給与もらいました〜。こんなんなんぼあってもええですからね。」という思いでしょう。

 

お金をたくさん稼ぐようになると、生活レベルが上がり、付き合う相手も同じように稼ぐ人達になります。

FIREすると生活は維持できても、自分が属している「コミュニティー」からは抜けることになります。

定年前に仕事を辞めると周りから驚かれたり、奇異な目で見られることもあるでしょう。

 

そう考えると、FIREのハードルはお金だけの問題じゃありませんね。

 

私もFIRE出来るだけの資産に到達しましたが、毎月「はい、今、給与もらいました〜。こんなんなんぼあってもええですからね。」とつぶやいています。